エネルギー源として、電池を現状の最適解とする機器はIoTのキーワードのもと爆増することが予想されます。
ここで、大きな問題に直面します。電池が貯えれらるエネルギーは有限であるという事です。
もしWi-Fiのような使い勝手で無線で電力を給電できるのであれば?
皆様の身の回りに電気エネルギーを動力とする機器はどれくらいあるでしょうか?
これらの機器のうち、電池をエネルギー源とする機器はどれくらいあるでしょうか?
同じ質問を10年前にした場合、どれくらいあったでしょうか?
同じ質問を10年後にした場合、どれくらいあると想像しますか?
10年前、私たちのPCはEthernetケーブルが接続され、電話といえば会話と少しのメッセージを送受信できる携帯電話でした。
今日、私たちのPCはWi-Fiで無線接続され、一定時間電池で動作する事もでき、携帯電話もカメラもゲーム機もPCとしての機能も全てスマートフォンやタブレットに集約されています。
10年後の世界を想像してみて下さい。
日本ではSociety5.0としてAIoT (AI&IoT) を活用する事によるサイバー空間とフィジカル空間を高度に融合させたシステムが提唱されています。
私たちの身の回りを見渡しただけでも電気エネルギーを動力とする機器は増加傾向にある事を実感されていると思います。
そのうち、エネルギー源として、電池を現状の最適解とする機器はIoTのキーワードのもと爆発的な増加が予想されます。
ここで、大きな問題に直面します。電池が貯えれらるエネルギーは有限であるという事です。
電池を搭載する(膨大な数の)デバイスの蓄えられたエネルギーががなくなったら、
電池を取り換えますか?
ケーブルをつないで充電しますか?
自由を手放してケーブルで給電するシステムとしますか?
もしWi-Fiのような使い勝手で無線で電力を給電できるのであれば?
ケーブルや充電という制約から取り除かれた世界を想像してみて下さい。
Hatemの先見性と知恵とアイデアからスタートしたOssiaは、この新しい世界に向けて完成度の高い技術を提供します。
日本では同様にこの新しい世界を目指す先人たちの多大な努力により、希望に満ちた将来への扉を開くための法整備が進行しています。
私たちはこの新しい世界を切り開こうと努力してきた皆様に多大なる敬意を表します。
私たちはOssiaが提供するWi-Fiのような使い勝手を有する真の無線電力伝送システムCotaが、真のIoT実現に対する起爆剤となる事を期待しています。
未来を切り開く準備は整いました。
私たちとともに新しい世界を築きませんか?
今回は導入としてイメージしやすい身近な環境をテーマに投稿させていただきました。
次回は Cota 技術と最も親和性の高いと考えているIoTをテーマとして私たちの考えの一端を示してみたいと思います。
最後に本ブログに投稿する機会を与えてくれたJenに心より感謝申し上げます。
勝永浩史 (Engineering Expert, 丸文株式会社)
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